扶養の仕組みが2024年10月から変わる!

2024年10月より、パートなどの短時間労働者に対する社会保険の適用範囲が拡大されます。

社会保険の加入を義務づける「106万円の壁」が、今後は「社員51人以上の会社」に適用されるのです。

<『「扶養の壁」に悩む人が働き損にならないための38のヒント』より>

2016年10月に社員501人以上の会社、2022年10月に社員101人以上の会社へと適用範囲が拡大し、今回はより社員数が少ない会社へと適用が拡大されます。

パートで働く人も「社会保険に加入する」流れになっていくわけです。

国はフルタイムで働く人だけでなく、多くの働き手に対して、働き方に見合った社会保障を得ることができ、勤務先の規模で受けられる社会保障に不公平が生じない制度を目指しています。

近い将来、雇われて働く人のすべてが社会保険加入者になる日が来るかもしれません。