「この子はブルーのおつくりもございます」アパレルショップにブルーのお刺身とは?

ある店でピンクの服を手に取って見ていたら、店の人に声をかけられました。

「この子はブルーのおつくりもございます」アパレルでお刺身。

しかもブルーとは斬新!ファッション業界も多角化してきたね。

で、「この子」はどこの子……初めに聞いたときは、「お造り」だけにギョッとしました。

不思議ワード化してしまう敬語(写真提供:Photo AC)

「この子」とは製品、この場合は服のことでしょう。

翻訳すると、「この服にはブルーの色違いもある」ということだと、3秒後に理解しました。

客に対して丁寧に言うなら「ブルーのお色違い」で十分です。なぜ「ブルーのおつくり」? 「つくる」という言葉を入れてクリエイティブな感じを出したいのでしょうか。