甘い誘惑にご注意
そういうときこそ、気をつけたいのが甘い誘惑です。
いちばん多いのは、金融機関から勧められるまま金融商品に投資するパターンです。
金融機関は、あなたが大金を手にしたことを知っているから投資を勧めます。ビジネスですから、自分たちが損するような商品を勧めることはほぼありません。
銀行員に勧められるまま、投資信託の中でも高コストの金融商品を購入してしまうこともあります。
さらに、メリット・デメリットの説明を受けても、金融知識が身についていないとメリットばかりに注目してしまうこともあります。商品によっては、せっかくの退職金が目減りする可能性があります。
最悪なのは、詐欺に引っかかるパターンです。
世の中に、うまい儲け話が転がっていることはありません。言葉巧みに近寄ってくると思いますが、短期間でお金が増える話はウソだと思ってください。
投資の知識や経験がない人は、まずやらないことです。もし投資するなら、自分自身で商品を理解し、信頼できる情報源を利用して投資を行なうことが大切です。