何かを「やめる」と

手軽な大きさのフライパンだけにしたら、チャーハンや炒め物もラク。

ハムエッグもふたり分ならちょうどいいし。

洗うのにも場所もとらないし。

大きなフライパンをやめたことでスイッチが入り、調理器具関係の「やめる」に拍車がかかりました。

全体的に「小さく、軽く、少なく」をやったら、キッチンの空間が「広く、動きやすく、片付く」というように効果が大で、ラクラク料理ができるようになりました。

何かを「やめる」と、生まれるものがある!

それを実感できたら、毎日が楽しくなること間違いなしです。

※本稿は、『やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと』(アスコム)の一部を再編集したものです。

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やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと』(著:中山庸子/アスコム)

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