「私の場合」で考えれば意外と未来は明るい!?
老後の支出が月12万円とわかったら、次に将来受け取れる年金額を試算。
私の場合は、10万円程度だから2万円ほど足りません。
女性の平均寿命は約87歳。年金受給開始年齢の65歳から22年生きると考えると、老後の赤字額は合計528万円に。
もっと生きる可能性と住居の修繕費や介護費、医療費、旅行代なども考慮すると、最低でも1000万あればなんとかなりそうです。
「老後資金は2000万円必要」と巷のうわさを鵜呑みにしていたころより、ぐっとやる気が出てきました。
「一般論」より「私の場合」で考えた方が具体的で、モチベーションもアップします。
※本稿は、『54歳おひとりさま。 古い団地で見つけた私らしい暮らし』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
『54歳おひとりさま。 古い団地で見つけた私らしい暮らし』(著:きんの/扶桑社)
年齢を重ねる中で生じる不安と上手く付き合いながら、自分らしく過ごしていきたい人に向け、「理想とは違ったけれど、今の自分に満足しています」というきんのさんの日々のアイデアを公開。これからの暮らしを豊かにするためのヒントが詰まった一冊です。