1ペニーの節約は1ペニーの稼ぎ

現在の僕は、家庭を持ち、東京に家も購入し、よほど高価なものでなければ自由に買える生活を送れています。けれど今でも僕のなかには、ペン1本を買うにも躊躇していた子ども時代の自分がいて。ものを買う際には「これは本当に必要で、僕を幸せにしてくれるか?」と考えてから、お財布を開いているのです。

英語のことわざに、「1ペニーの節約は1ペニーの稼ぎ」という言葉があります。働いてお金を得るのもいいですが、「使わないこと」も立派な収入源なのです。

たとえば、今日はもうすでに二つも節約で稼いできました。一つ目は、今飲んでいるジュース。これは先ほど道中の自販機で買ったものですが、コンビニより30円、テレビ局の自販機より10円も安い! こういうものを見つけられただけで、僕は一日中ご機嫌になれます。

二つ目は運動です。実は午前中、区のスポーツセンターに行って、たまたま練習していた地元の大学と高校のバレー部のみなさんに交じって汗を流してきました。スポーツジムに通うと月に何千円もかかりますが、これなら数百円で健康を維持できる。こうやってゲーム感覚で節約して、コツコツ「稼いで」います。