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マインドフルネスと出会って変わったこと

マインドフルネスはもともと、日本の座禅がベースになっています。その座禅にある、宗教的な要素や、頭を空っぽにしないといけないといった難しい要素を取り除いて、西洋科学とくっついたものが、マインドフルネスだと考えてもらえれば、わかりやすいんじゃないかなと思います。

私がやっているマインドフルネスは、医学的エビデンスで裏付けされているものなんですが、そのことについても、このチャンネルでゆくゆくお話ししていきたいと思います。

私がマインドフルネスを始めて、人に教えるようになって、何が変わりましたか、とよく聞かれるんですが、まず大きく2つあります。

1つ目は、子育てにおいての子どもとの向き合い方。そして2つ目は人との付き合い方。この2つが、私にとって大きく変わったところだと思っています。

まず、子育て。これが本当に、自分でもびっくりするくらい一番大きく変わったところだなと感じています。子育てをしている方だったら誰でも経験したことがある、子どもに対して感情的になってしまうこと。それが、少しずつ減ってきたように思います。

大人であっても人間なので、ついつい感情的になったり、一つの考えにとらわれてしまったりして、実際には思っていないことや、言いたくない言葉を子どもにぶつけてしまうことってありますよね。

けれど、マインドフルネスを学ぶことで、自分の考えや、自分の感情を客観的に見るということができるようになってきます。

そうすると、一時の感情に振り回されず、余裕を持って人や子どもと向き合う、ということができるようになります。

実際できるようになると、いかに私たちは、自分たちの感情や思考に振り回されていたのかと、気付くんですね。

それが一つ目の大きく変わったところです。