貯蓄は三角、保険は四角の理由は
貯蓄は三角、保険は四角だと言われます。
この意味、わかりますか。
貯蓄は、コツコツ積み上げていきます。一般的に20代の貯蓄は多くありません。年齢を重ねるにつれてそれが増えていき、60代にはだいたい老後のための資産形成ができてきます。
右肩上がりで貯めていくため、三角なのです。
一方、保険は最初からドンっと大きい保障がつきます。保険期間中はそれがずっと続くので、四角と表現されるわけです。
三角の山を登り始めたころに大きなトラブルに見舞われたら、貯蓄ではカバーしきれません。そんなふうに大きなお金が必要になるリスクをフォローしたいときこそ、保険が役に立ちます。
上手な使い方は、少額で大きなリスクをカバーすること。たとえば、定期保険に加入すると、月額2000円くらいの保険料で、3000万円の保障を得ることができます。どのジャンルを選ぶのかも、重要になってきます。
そうやって保険で備えながら、同時にコツコツと貯蓄もしていきましょう。保険と貯蓄の両輪で備えるのが、賢い方法です。