待ち受ける地獄をまだ知らない

『南海トラフ巨大地震』
 【13】

発生から12分経過。津波の襲来はもうそこまで来ていた…次回につづく!

※本稿は、『南海トラフ巨大地震』(講談社)の一部を再編集したものです。


南海トラフ巨大地震 』(著:よしづきくみち ・原著:biki/講談社)

「現代ビジネス」で10,000,000PV超えの異色の話題マンガ!
2025年 2月11日 15時07分、「南海トラフ巨大地震」発生--。
そのとき、名古屋港にいた主人公・西藤 命(さいとう めい)は、変わり果てた街の姿を目にする。
「大津波警報」が発令されるなか、安全な高台へ逃げようとする命。
ところが、そばには「ケガを負って動けない高齢者」が……。
見捨てるか、それとも助けるか。
迫られる究極の決断。
そして襲い来る「見えない津波」の恐怖。
いつか必ず起こる未曽有の災禍。そのとき、いったい何が起きるのか?
どうすれば、生き延びることができるのか?
綿密な取材に基づいて描かれた「いつか起こる震災のリアル」。
これは、「そのとき」が来る前に知っておかなければならない「現実」。