【その6】人に合わせず本心をさらけ出そう
人にはさまざまな性格が見られますが、周囲との摩擦を避けようとして自分の気持ちを抑え込む傾向のある人がいます。このタイプの人は、周りから「いい人」という高評価を得ることが多いものの、本心を抑え込んでいるため、大きなストレスがかかります。
結果、がんを発症しやすくなることもあるので、心理学では、がん(cancer)の頭文字をとって「タイプC」と呼ばれ、注目されるようになりました。
元気で長生きしたいなら、いい人はやめて、自分らしく振る舞ったほうがいいのです。素の自分でいられなかったり、本心を話せなかったりするのはなぜでしょうか。嫌われるのが怖いから?
けれど、相手に合わせてばかりいると、八方美人と思われる可能性もありますよ。「Aさんって、いつも人に合わせるばかりで調子がいい」などと、陰口をたたかれているのを耳にしたら、本心を抑え込んでいるストレスと合わせてダブルパンチ。
本音で話しても話さなくても嫌われるなら、自分をさらけ出したほうがストレスは少なくてすむのです。