自分にとって大切な1枚は
少し話は変わるんですが、先日、私の知り合いから、「面白いゲームがあるから、やりに来ない?」と誘いを受けまして、お友達と一緒に彼のところへ行ってきました。
彼はいろいろなビジネスをやっている方なのですが、カードゲームをちょっと作ってみたので、それをやってみてくれないかということでした。そのカードゲームが、本当に面白かったのです。
まだ、公式にはお披露目をしていないので、あまり詳しいことは言えないのですが、要は何をするかというと、自分自身を見つめるカードゲームなんです。
でも1人ではやるのではなく、4、5人で一緒にやるゲーム。そのときは集った5人のメンバーと一緒にやったのですが、カードには1枚1枚、「自由」とか「知的」「愛情」「友情」「創造」…、とにかく人間のエッセンスを表す言葉が書かれています。そしてその中から、自分にとって必要なカードを集めていくというゲームなんです。
そのゲームで面白いのは、自分自身はこうだよっていう最終的なカードを自分で1枚選ぶのですが、周りの人もそれを相談して、私にあったカード、Aさんにあったカード、Bさんにあったカード……と、1枚1枚決めていくんです。
つまり、私が思う私、そして外から見る私のカードが、最終的には揃うわけなんですけれど、これが本当に面白い。
自分自身は何を大切としているか、自分はどんな人間なんだろう、ということを、みんなで一緒にゲームをしながら、振り返る時間になるんです。そして、自分が人にどう見られているのか、どんな人間に見られているのかということもまた分かるんですね。
そこで、自分から見た自分、人から見た自分のギャップ、違いが見えてきて、とても興味深いんです。