50歳になり、「これからどうやって生きていこう…」「仕事や人生に疲れを感じている…」など、これからの人生に不安や焦りを感じている方もいるのではないでしょうか。エッセイストの松浦弥太郎さんは、50歳からの人生のコンセプトを「おもしろく、楽しく、好きなように」と決め、10歳の少年のように無邪気に生きることを理想としているそう。そこで今回は、松浦さんの著書『50歳からはこんなふうに』より、これからの人生をおもしろく・楽しく生きるためのヒントを一部ご紹介します。
まるで10歳の少年のように、大人こそ無邪気に生きよう
人生80歳まで生きるとして、あと30年。100歳まで長生きできたら、あと50年。
漫然と時間を過ごすのでは、ただ老いるだけかもしれませんが、自分で「これからのコンセプト」を決めて、自分を「主人公」として物語の「シナリオ」を描こうとすれば、なんだかまったくあたらしい人生のようで楽しみになります。
僕のコンセプトは、「おもしろく、楽しく、好きなように」。
まるで子どもみたいに、わんぱくなコピーだと笑われるかもしれません。でも、そこがいいんじゃないかと気に入っています。そう、子どもでいいんです。