鼻腔で響かせ、喉頭の筋肉を上にキープ

「美顔ボイトレ」のポイントは、2つ。「鼻腔」と「喉回りの筋肉」です。発声は喉(声帯)を使う、と考えている方が多いでしょうが、実は違います。声帯はあくまで、声の元になる音を作り出しているだけ。鼻の両脇や奥にある空間、「鼻腔」が声を響かせているのです。

鼻で呼吸し、鼻腔に空気を送り込めば送り込むほど、聞き取りやすく、よく通る声を出すことが可能になります。

次に、喉まわりの筋肉をできるだけ使わないこと。より具体的に言うと、顎の位置を動かさない。顎を動かして発声していると、年齢とともに下がっていく喉頭(喉仏のあたり)の筋肉が、さらに下方へ落ちていく。すると、声帯の機能が弱まり、いびきや睡眠時無呼吸症候群などの原因にもなります。

9月16日に発売されるDVD『「美顔ボイトレ」~声を出すたびに美しく~』鳥山真翔・著

次のページから、美顔ボイトレのトレーニング法を紹介します。いずれも1分以内でできるものなので、家事・仕事の合間に挑戦してみては。おすすめのタイミングは朝。メイクの前に行えば、顔のむくみも取れてスッキリしますよ。喉頭の筋肉を上にキープするためには、顔の上半分を鍛え、その筋肉によって喉頭を引っ張り上げればいいのです。それは、鼻呼吸促進のほか、ほうれい線や二重顎の防止にも効果があります。

ボイトレを続けた人の変化はめざましく、声の悩みが解決できると、心も前向きになるのだと僕も教えられました。ぜひ、お試しくださいね。