あなたにとって「大切なジャンル」と「興味がないジャンル」とは?
私は小さい頃から服が好きなので、服の所有量は一般的な人よりかなり多いと思います。服を選ぶ時にときめきを感じるので、服は私には特別に大切なジャンルだと思って多めでもオッケーにしています。
よく、「最低限のワードローブで着まわそう」なんて記事も見ますが、私にとっては服の量を最低限にするということは、とても寂しくて満たされない気持ちになるので、真似はしません。
一方、私は料理は好きではありません。調理グッズを見てもときめかないし、そもそも難しい器具を使う機会もありません。だから、調理グッズはかなり少ないです。
そして、インテリアが好きなので、美しい食器などは本当は好きなんですが、できるだけ食洗機で洗いたいという気持ちがあるので、家事の負担を軽くすることを優先して、食器はときめく物よりは、ある程度気に入った飽きのこないシンプルな物で、食洗機に入れられる物を少なく所有する、ということに決めています。
全ての物を同列に考えて、ただ物を減らすべき、捨てるべきと考えていることで、あなたの心の奥の本音は、大切な物を奪われそうで怯えてしまっているかもしれません。
だから、やりたくないと叫んでいるのかもしれませんよ。
ただ捨てなきゃ!と思っていたり、捨てられない自分はダメだと思って焦っていたりするのなら、「私は本当はどうしたい?」と自分に聞いてみてください。
誰かの基準じゃなく、誰かの価値観じゃなく、自分の心が知っている本音に耳を傾けてみると、あなたにとって心地よい空間ができてきますよ。
※本稿は『不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
『不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉』(著:おむらちも/幻冬舎)
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