ご注意

もしこれから平等院を訪れる予定のある方がいらっしゃれば、特にご注意を頂きたいのですが、その平等院の鳳凰堂、国宝ながら、時間入れ替え制および有料にて内部を拝観できます。しかも職員による丁寧な解説付き。

ただし事前予約は出来ず、受付は現地でのみ可能(24年12月現在)。そのため受付後は、指定の拝観時間までどこかで待機することになります。混雑具合によっては2時間待ち、なんてこともあるそう。

先生が見つめる先が中堂の鳳凰堂。まだ紅葉が残っていました(写真:婦人公論.JP編集部)

時間が読めないこともあって、読売旅行の見解は「鳳凰堂観覧をツアーに組み込むのは難しい」とのことでしたが、「観覧しないと絶対に損をする!」との先生の強い意向もあり、待つのを覚悟で見学させていただくことに。ちなみに私たちが訪問したのは土曜日ということで<1時間待ち>でした。

ここで「1時間も待つの?それは辛い…」なんて感じた方、ご安心を。平等院内には藤棚や源三位頼政公墓所、さらに鳳翔館という博物館、宇治茶を味わえる茶房・藤花も併設されていたりと、魅力がいっぱい。

撮影不可ではありましたが、特に鳳翔館のなかには、KADOKAWAのロゴなどで知られる鳳凰堂の屋根に設置されていた「鳳凰一対」、その堂内に置かれていた「雲中供養菩薩像」(いずれも国宝)が展示されていたりと、見ごたえたっぷり。

しかも鳳翔館の中には、素敵なオリジナルグッズを扱うお土産屋さんまで! むしろ1時間じゃ足りない…。