3つの因子を一気に改善するには
心肺機能の低下も血圧を上げる要因です。
肺の機能が衰えると、1回の呼吸で入る空気の量が少なくなります。そうなると脳や全身に送られる酸素が不足気味になるため、心臓が心拍数を上げてフォローする結果、血圧が上昇するのです。
ここに挙げた要因は、主に運動不足や心肺機能の低下が引き起こすもの。体を動かすことで3つの因子を一気に改善できます。
運動習慣が高血圧対策のカギになることを覚えておいてください。
※本稿は、『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法: 薬に頼らず劇的改善!世界一ラクな降圧法』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
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出典=『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法: 薬に頼らず劇的改善!世界一ラクな降圧法』(著:加藤雅俊/日本文芸社)
加藤雅俊
薬剤師、薬学研究者、体内環境師(R)、ミッツ・エンタープライズ(株)代表取締役社長
JHT日本ホリスティックセラピー協会会長、JHT日本ホリスティックセラピストアカデミー校長。薬に頼らずに、食事や運動、東洋医学など、多方面から症状にアプローチする、「ホリスティック」という考え方を日本で初めて提唱。現在もその第一人者である。大学卒業後、ロシュ・ダイアグノスティックス(株)に入社。研究所にて血液関連の研究開発に携わるなかで、体だけでなく心も不調になることがあり、両方が健やかでないと、人間が本来持つ”自然治癒力”は働かないことに気づく。それをきっかけに、“食事+運動+心のケア”を通じ「薬に頼らず若々しく健康でいられる方法」を研究し始める。1995年、予防医療を志し起業。著書は『薬に頼らず血圧を下げる方法<文庫版>』(アチーブメント出版)『1日3分!血圧と血糖値を下げたいなら血管を鍛えなさい。』(講談社+α新書)など多数。著書累計は260万部を超える。