質問の枝分かれ

「おつな」は今23歳じゃん? お便りの最初に「いつも動画を楽しく拝見しています」って書いてある。

「拝見」って普段は使わないから、そこから「漢字得意そうだな~」「本読むタイプなのかな~」って連想できるよね。んで、「コミュニケーションが年々下手になってきて」っていうことは「昔は友達できてたタイプなのかな?」とかね。

『おいでよ ポインティの相談天国』(著:佐伯ポインティ/祥伝社)

そういう取っ掛かりを見つけられたら、質問できるじゃん。

「おつなは本とか読むの~?」とか、「昔はどういう学生だったの~?」みたいな。そうやって話を広げていったら、また新しい取っ掛かりが出てきて、「じゃあ部活は?」「▲▲部だったんだ! ポジションどこ?」ってもっと展開していける。

「質問の枝分かれ」だよね。でも、その枝分かれを適当にやっちゃダメなのよ~。これを適当にやる人、いるのよ。自分が興味持ってないことをぽんぽん聞いちゃう人。

そうじゃなくて、普通に話を聞いていて、そのなかで自分が気になったことを聞いていくのがいいよ。相手もさ、聞かれたら答えてくれるよ。そしたらまた、聞く側の自分のなかに新しい取っ掛かりが見えてくるから。