2月に食べるとよいと言われている「食材」

最後に、特に2月に食べるとよいと言われている「食材」について紹介しましょう。

【血を補う食べもの】

春の臓「肝」の働きを助けて血を補う、春先にぴったりの食材のひとつが、イカ。貧血や月経不順、不正出血などの女性特有のトラブルにも効果的ですし、メンタル面での安定にも一役買ってくれます。

養生的には、お刺身ではなく、できるだけ加熱して食べるほうがおすすめです。そのほかにも、身体に血液をしっかりチャージしてくれる「補血」食材には、黒豆、ごま、うずらの卵、鶏卵、キャベツ、にんじん、ほうれん草、牡蠣、牛肉、鶏肉などがあります。

【気を巡らせる飲みもの】

春は、気(エネルギー)をしっかり取り入れ、巡らせる養生が必要です。気を巡らせるためには、自分が心地良いと感じる香りのものを食べたり、身につけたりするのがいいでしょう。食事から摂るなら、たとえばセロリ、パセリ、せり、パクチーなどの香味野菜など。

そして、カモミールティーやジャスミン茶など、香りの良いハーブティーがおすすめ。ほかにも、少し苦味のある緑茶、菊花茶、ミントティーなども、過度な興奮を鎮めながら気分をゆったりさせてくれます。

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