2月に食べるとよいと言われている「食材」
最後に、特に2月に食べるとよいと言われている「食材」について紹介しましょう。
【血を補う食べもの】
春の臓「肝」の働きを助けて血を補う、春先にぴったりの食材のひとつが、イカ。貧血や月経不順、不正出血などの女性特有のトラブルにも効果的ですし、メンタル面での安定にも一役買ってくれます。
養生的には、お刺身ではなく、できるだけ加熱して食べるほうがおすすめです。そのほかにも、身体に血液をしっかりチャージしてくれる「補血」食材には、黒豆、ごま、うずらの卵、鶏卵、キャベツ、にんじん、ほうれん草、牡蠣、牛肉、鶏肉などがあります。
【気を巡らせる飲みもの】
春は、気(エネルギー)をしっかり取り入れ、巡らせる養生が必要です。気を巡らせるためには、自分が心地良いと感じる香りのものを食べたり、身につけたりするのがいいでしょう。食事から摂るなら、たとえばセロリ、パセリ、せり、パクチーなどの香味野菜など。
そして、カモミールティーやジャスミン茶など、香りの良いハーブティーがおすすめ。ほかにも、少し苦味のある緑茶、菊花茶、ミントティーなども、過度な興奮を鎮めながら気分をゆったりさせてくれます。
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櫻井大典
漢方コンサルタント
アメリカ・カリフォルニア州立大学で心理学や代替医療を学び、帰国後、イスクラ中医薬研修塾で中医学を学ぶ。中国・首都医科大学附属北京中医医院や雲南省中医医院での研修を修了し、国際中医専門員A級資格取得。日本中医薬研究会に所属し、同志と共に定期的に漢方セミナーを開催。中医学の振興に努めている。SNSにて日々発信される優しくわかりやすい養生情報は、これまでの漢方のイメージを払拭し、老若男女を問わず新たな漢方ユーザーを増やしている。主な著書に、『こころとからだに効く! 櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活』『こころの不調に効く! 気楽に、気うつ消し』(ともにワニブックス)、『まいにち漢方 体と心をいたわる365のコツ』(ナツメ社)、『つぶやき養生』(幻冬舎)、『予約の取れない漢方家が教える 病気にならない食う寝る養生』(Gakken)ほか多数。
暮れの酉
タロットや易、四柱推命など古今東西の占術を使いこなしながら、「当たる」ことを求めてオリジナル占術「鳳凰数術」を開発。占い師としてデビュー以来人気ナンバーワンで、これまでの鑑定人数は8万人以上。彼が店に出る日はミナミの店前の行列でわかると言われるほど人気の占い師。TBSの占い番組「占いメガネ」やオンライン占いイベント「占いフェス」に出演するなど、活躍の幅を広げる。著書に『選ぶたびに運が良くなる! 2択開運』(小社)、『自分らしい幸せを見つける! 手相の見かた』(ナツメ社)、『暮れの酉の繊細な人のための鳳凰数術占い』(ヨシモトブックス)がある。暮れの酉公式サイト https://bit.ly/3Cg6dUl