孫の育児は少し離れて見守る
しかし、お嫁さんは子どもにとっての母親で、自分なりに勉強したり考えたりしながら一生懸命頑張っている最中なのです。
自分のやり方を否定されたり、勝手に手を出されたりすればカチンとくるのも当たり前です。
基本的に、孫の育児に祖父母が口出しするのは好ましくありません。健康や育児に関する常識は、数十年前と同じとは限りません。
もちろん、新米ママへの補助は必要ですが、少し離れて見守るくらいの、ほどほどの関係のほうがうまくいくのではないでしょうか。
しかし、お嫁さんは子どもにとっての母親で、自分なりに勉強したり考えたりしながら一生懸命頑張っている最中なのです。
自分のやり方を否定されたり、勝手に手を出されたりすればカチンとくるのも当たり前です。
基本的に、孫の育児に祖父母が口出しするのは好ましくありません。健康や育児に関する常識は、数十年前と同じとは限りません。
もちろん、新米ママへの補助は必要ですが、少し離れて見守るくらいの、ほどほどの関係のほうがうまくいくのではないでしょうか。
1952年山梨県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授(精神医学)、聖路加国際病院リエゾンセンター長・精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を経て、現職。また実際に仏門に入るなど仏教に造詣が深い。
著書に『精神科医が教える お金をかけない「老後の楽しみ方」』(PHP研究所)、『精神科医が教える 繊細な人の仕事・人間関係がうまくいく方法』(三笠書房)、『精神科医が教える すりへらない心のつくり方』(以上、大和書房)、『頭がいい人、悪い人の老後習慣』(朝日新聞出版)、『精神科医がたどりついた「孤独力」からのすすめ』(さくら舎)などがある。