シングルタスク型
狭く深く集中するタイプです。一点集中型といえるでしょう。
一つのことに集中すると周囲が見えなくなるので、空気が読めないと言われることもあります。
シングルタスク型の価値観は、好き嫌いの傾向が強くなります。
好きなことは損得勘定関係なくやるけれども、嫌いなことはやらないか、後回しにします。シングルタスク型の人も「めんどうくさい」という言葉を使うことはありますが、その意味は「やりたくない」という言葉の代替表現として使われるケースがほとんどです。
《シングルタスク型の傾向》
・好きなことはとことんやる垂直型興味関心
・嫌いなものはやらないか後回し
・興味のあることに集中力を発揮する
・空気の読めない人と言われることがある
・やるかやらないかを好き嫌いで判断する
ただマルチタスク型、シングルタスク型にかかわらず、人は「損得の価値観」と「好き嫌いの価値観」の2つを持っています。ですから、どちらの価値観が優位になる傾向があるかで判断します。
わかりやすい判断基準として、ランチに行ったときを思い浮かべてください。飲食店に入ってメニューを見たとき、「値段から見ますか?」それとも「食べたいものから見ますか?」。そのプライオリティの違いが、マルチタスク型とシングルタスク型の差になります。