(写真提供:Photo AC)
勉強やダイエット、筋トレなど、習慣にしたいことがあるのについダラダラしてしまうという方もいるのではないでしょうか。bondavi株式会社代表取締役・戸田大介さんによると、自身が開発した習慣化アプリ「継続する技術」で得た客観的な事実をもとに考案した「習慣三原則」を守った人は、30日間の継続成功率が8.23倍になったという結果が出たそうです。そこで今回は、戸田さんの著書『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』から「習慣三原則」についてご紹介します。

無数のコツを三原則に

筆者は以前、知識というものは「あればあるほどいい」と誤解していました。

たとえば私たちは本やインターネットから、このような「習慣化のコツ」を知ることができます。

無数にある「習慣化のコツ」
● 努力した後のご褒美が大事
● 周りに宣言するのがポイント
● 目標に数字を入れるといい
● 仲間がいると続きやすい
● 行動をSNSで報告するとサボりづらくなる
● 習慣化した後の姿をイメージするといい
● if-thenルールという必勝法がある
● やるべき理由を書いてみよう
● 罰を決めるべし

もちろんどれも意味のあるものです。

しかし筆者は、ここで2つの重要な事実を見落としていました。