事実2 すべての知識が重要なわけではない

また、たくさんの知識の中には「絶対これだけはやったほうがいい」というすごく重要なものもあれば、「やらないよりはいい」程度のものもあります。

そして多くの場合、私たちはどれが重要かを知りません。

そのため、たまたま実行に移したのが重要でないものだったら、それが成果につながる可能性は高くありません。

これらの事実を認識していなかった筆者は、次のように行動していました。

1 本を読んで「すごい技をたくさん知った! これで無敵だ」と満足する
2 ぼんやりと覚えているいくつかを、中途半端に行動に移す
3 しかし重要なポイントが押さえられていないため、成果につながらない

この記事を読んでくださった方が同じ失敗をしないように、アプリ運営で学んだたくさんの知識を整理しました。

重要度順に並べたり、「これは結局同じことだ」などとまとめたりしていると、バラバラに捉えていた数々の小さな知識が、いくつかの大きな原則に集約できることがわかりました。それが次の三原則です。

原則1 すごく目標を下げる
原則2 動けるときに思い出す
原則3 例外を設けない

……これを見て、こう思われた方もいることでしょう。

「なんか地味だなあ。本当にこんなので効果はあるのかな」