原則を守ると成功率は8.23倍
というわけで、原則の効果をアプリのデータで集計してみました。
すると筋トレや勉強などの「30日間継続成功率」が、「原則を守った人」は最低でも8.23倍高い*ことが確認されました。
* データ数:5万7059件 集計期間:2021年1月1日〜2022年12月31日
成功率が約8倍に高まるとは、たとえばこういうことです。
ここにある男がいて、「1月は筋トレ」「2月は読書」といったように、毎月新たな目標に挑戦したとします。
しかし原則を守っていない彼はいつも途中で挫折してしまうので、1年間を通じてたった一度しか最後までやり遂げられません(実際、ほとんどの人はこれくらい挫折します)。
そんな彼が原則を学び、継続成功率を8倍にアップさせます。
すると次の1年では、8つの目標を最後までやり遂げられるようになりました。
このように成功率が8倍高まると、私たちは8倍多くの成功を体験します。
「なぜ、ここまで大きな差が生じるのか」
「具体的に何をすればいいのか」
その答えを客観的な事実にもとづいて示し、「今後の努力が実をむすぶ可能性」をできる限り高める。
それが『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』の目指すところです。
「客観的事実」の例
● 5分でできる目標にすると、成功率は3.13倍
● 適切なリマインダーを使うと、成功率は4.47倍
● 1日でもサボると、それを境に二度と行動しなくなる人は69.1%
※本稿は、『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』(著:戸田大介/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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200万DL超の国内No.1習慣化アプリ「継続する技術」の開発者が膨大なユーザーデータを分析してわかった、「続けられる人になる」シンプルな原則を解説。