悩んでいる人みんなが元気になれる「魔法の問いかけ」

僕たちは次の「3つの言葉がけ」を、あらゆる場面で根気強く行っていきました。

(1)どうしたの?
(2)これからどうしたい?
(3)なにか手伝えることはある?

(写真提供:Photo AC)

たとえば、授業中に騒いで授業の邪魔をする生徒がいたら、「どうしたの?」「なにか困っているの?」と、現状を把握するための問いかけをします。

小学校時代、同じように授業中に騒いで頭ごなしに叱られていた生徒たちは、まず「どうしたの?」と理由を聞かれたことに驚きます。

「怒るんじゃなく、理由を聞くの?」と。

そして、生徒は「君はこれからどうしたい?」と問いかけられます。

親や先生からはこのような問いかけをされたことがまずないので、ほとんどの生徒は面くらいます。