「赤いノート」に書き込む大事なこと

元旦は赤いノートへの書き込みから。

一年の計は赤いノートにあり。私の死後のために書いているノートだ。

例えばSNSのパスワードとか、銀行の諸々の番号ね。夫が亡くなった時に「聞いときゃよかった!」と思うことがいろいろ多くて困ったので、ノートに記すことにしたのだ。

親しい友人のアドレスも書いてあるけれど、亡くなったりすると書き換えが必要。

「書いておいてよ」と言われたので、お頼みしたい埋葬方法も記してある。

お正月にするのは上書きするのを忘れないためと、今年も変更なしと書き込めて良かった、これからもまた一年元気でいこうと思えるから。

死後のための赤いノートは、めでたいノートでもあるのだ。

 

※本稿は、『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。

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ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』(著:本田葉子/幻冬舎)

一人になった。さみしい。心細い。でもいちばんは、楽しみだ!

いつもの朝ご飯と欠かさない晩酌。なんでもないけど好きな服。

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