参加した会員の皆さんの声

「小中学校の同級生に誘われて参加した」という男性(70代)は「僕はテニスもスキーも社交ダンスもやっているから、最初は無理矢理だったけど(笑)、今は月に2回のこの時間が楽しみ。喉の筋力を鍛えられるしね」。誘ったほうも「1人で体験するのはなんだか恥ずかしかったから、彼を誘っちゃった。65年来の幼なじみとこういう時間がもてるのは幸せよね」と笑う。2人に影響されて1年遅れて参加したという女性もやはり同級生。「もうはまっちゃって、今やここはかけがえのない場所です」と微笑む。

もう1人の男性は80代。

「もともと趣味でチェロを弾いていたんだけど、だんだん耳が悪くなってここに来るようになった。ここではよく聴こえなくても好きに歌えるからね」

転居して、居場所作りのために来るようになった、お墓参りの途中で見つけて体験してみた…など、入会のきっかけはさまざま。しかし全員にとって、ここが貴重な居場所の1つとなっている。お腹から声を出し、リズミカルに身体を動かすことが健康維持につながっているのは間違いない。これまでずっとカラオケは苦手だったという女性は「ここに来るようになってからは必ず『歌います!』と手を挙げてます」と笑う。

今回の最年長は、91歳のご婦人。背中をしゃんと伸ばし、淡いピンクのセーターに同系色のパンツ、ラメの入ったスニーカーを身に付けたその姿は、とてもその年齢には見えない。

最年長、91歳のご婦人も笑顔がこぼれる

「子育ても孫育ても終えて、こちらに来るようになって1年。上手に歌おうなんてまったく思ってないの。ハートで歌ってるんですよ。毎回ウキウキした時間を過ごしています」

そんな彼女を仲間たちは「彼女はこのクラスのマドンナ。いつも素敵なファッションで、時にはお嬢さんのおさがりを上手に着こなしていらっしゃる。毎回、終了後にみんなでランチに行くのですが、信号が変わりそうになると走って渡ろうとするし、よく召し上がる。私たちのお手本です」と讃える。

今回のSHOW-WAの参加について聞くと、第一声は「かわいかった~~!」。そして「かっこいい。さすがプロ。どんなポーズもいちいち決まってる。隣で歌ってくれたのが夢みたい」とうっとりした表情。「これから絶対に大ファンでいる」と声を揃える。

街を歩いていてもいつの間にかメロディを口ずさんでしまうこともあるという「歌って踊れる青春ポップス」の会員の方々。人生後半の楽しみを見つけた彼らの表情はどこまでも明るいのが印象的だった。

SHOWーWAメンバーの声

一方、体験したSHOW-WAのメンバーは「モニターを見ながらセクションごとにマスターしていくってすごい。歌が苦手な人でもすっと入っていける」と驚きを隠せない。「簡単に覚えて歌って踊ることができるのは、このシステムのおかげ」「セクションに分けて丁寧に練習していくのは僕たちにとっても本当にわかりやすかった」「ダンスもすぐに覚えられた」と、楽譜を持たずに完成度を高めていくシステムをそれぞれ賞賛していた。

セカンドシングル「外せないピンキーリング」の発売を4月に控えるSHOW-WAだが、新曲の覚え方は意外にも今回の「歌って踊れる青春ポップス」に近いという。

「実は僕ら全員が楽譜を読めるわけではないんです。『耳で聴いて覚える』というのは、今日のプログラムと近いなと感じました」と寺田真二郎さん。

「歴史あるヤマハがこれまでのノウハウを駆使して、どうやったらわかりやすく覚えられるかということを考えた結果がこのやり方だったんだろうなと実感しました」と塩田将己さん。

「だから僕らのやり方も間違ってはいないということだね (笑)。新曲は、デビュー曲『君の王子様』とは振り付けも変わり、ソロパートも増えて、新たなチャレンジとなってるんです。難しいけれどそれだけやりがいがある」と山本佳志さん。今回の経験がより高みを目指すSHOW-WAの糧となったという。

「これまでは6人で歌うだけだったけど、こうして大勢で歌うのは初めて。人生の大先輩と一緒に歌うことができたというのは、とてもいい経験になりました。ポーズ1つにも、みなさんそれぞれ味があります」と話すのは青山隼さん。

「お子さんと僕らが同い年だったり、僕のおばあちゃんと同い年の方がいらしたり…。でもみなさんエネルギッシュで驚きました。たくさんパワーをいただいた」と塩田将己さん。

井筒雄太さんが「『初めまして』でもちゃんとコミュニケーションがとれるのは音楽の力。音を外そうがふりが違おうが、ベースは『楽しむ』。音楽はそこが原点だと改めて感じました」と振り返ると、「僕らは、これまでお客様を楽しませるために歌ってきたけれど、やはりまずは自分たちが楽しまなきゃね」と向山毅さんも答える。

「僕ら必死で歌ってたりするけど、まだお子ちゃまだった。(笑)どっしり構えて楽しむと、今日の方々みたいないい表情が生まれるのかな」という青山隼さんの言葉に全員が頷く。

「実は僕の祖母がゴスペル教室に通ってるんです」というのは寺田さん。

「きっとおばあちゃんもこうやって楽しんでるんだろうなと思うと、幸せな気持ちになりました」

「趣味を通じて人と会うって、普通の生活をしてたら会えない人と会えるっていうことだもんね。そこで繋がりができて、また広がっていくのが素敵」と井筒さん。

小さいころにヤマハの音楽教室に通っていたという山本さんは「そのころの記憶がよみがえってきました。みんなと一緒に歌って踊って、楽器を触ってという楽しい思い出。実は母はヤマハのエレクトーンの先生なんです。僕が今ここにいるのもヤマハのおかげ」となつかしむ。

「僕らの曲も課題曲のレパートリーに加えてもらえたらうれしいね」と声を揃えるSHOW-WAの6人。ふとしたきっかけに歌詞やメロディが浮かんでくる「歌って踊れる青春ポップス」。そのひとつに『君の王子様』が加わる日も近い…?

音楽を楽しむには年齢もキャリアも関係ない。昭和100年にあたる今年、誰もが口ずさんだ青春ポップスを、自ら歌って踊る豊かな時間を体験してみては。

「青春ポップス」は、全国のヤマハの教室で展開中。
クラスは1回90分・月2回で月会費は平日4070円・土日4400円、入会金2200円(すべて税込)見学・体験のお申し込みはお近くの教室へ

全国のヤマハの教室で展開中!ヤマハ青春

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SHOW-WA公式サイト https://show-wa-matsuri.com/