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私達は日常生活で得られる情報の8割を<視覚>から得ているそう。しかし、さまざまなデジタル機器を駆使しなければならない昨今、目にまつわるトラブルは増加傾向に…。「人生100年時代と言われる今、ずっと目が見える生活を送っていくなら、早めの検査、早めの生活改善、早めの治療が大事」だと主張するのが真鍋眼科の真鍋佑介先生です。今回は先生の著書『一生目が見える人のすごい習慣』の一部引用、再編集してお届けします。

年齢を理由に白内障の手術を受ける人が増えているが…

60歳を過ぎると白内障手術を受ける方が増えていきます。

現在、白内障手術は短時間で安全に手術が行えますし、高機能タイプのレンズが登場しているので早めに手術を受けられる方も多くなっています。

ですが、中にはまだ白内障の視覚的な症状がないにもかかわらず、60歳という年齢を理由に「手術をしたほうがいいか」とおっしゃる人もいます。それはちょっと待ってください。

確かに白内障手術を早めに受けて見えやすくなる人もいますが、症状が出ていないのであれば、できるだけ自分の水晶体を長く大事に使っていただきたいです。