くれさんが考えた今回のテーマ
コロナの後遺症に悩み、会社に行きづらくなったり、子どもが産めないと知り女性でいることさえつらく感じていたり…とそれぞれの人生を抱えながら参加する女性たちのために、くれさんが考えた今回のテーマは「人生のワルツ(縁舞曲)」。
「人生ってご縁でつながってる。今回の出演者と私もなにかのご縁でつながった。当日観に来てくださるお客さまともきっとご縁がある。一人ひとりが人生の主役だという気持ちをこめて『人生のワルツ(縁舞曲)』というサブタイトルをつけました」
一人ひとりに丁寧にヒアリングして、それぞれの人生をほんの少しずつ語ってもらうことも決めた。ワルツのメロディにのせてどのようなドラマが語られるのか、楽しみは尽きない。
「私自身、宝塚での経験を挫折ととらえ、その後の人生で自分の道を見つけることに迷い苦しんだ時期を経験しました。私のように苦しんでいる女性たちに、残りの人生を心から輝いてほしいという一心です」

指先まで美しいくれさんの指導
くれさん自身、妻であり、下はまだ保育園児という3人の子どもの母であり、仕事のフィールドも広げつつあるという今、これだけのプロジェクトを実行するエネルギーはどこから来るのだろう。