視聴者の声
「男のすることではない」「男を見せる」「男が廃る」…。<男>が前面に出た印象のあった今回。特に太夫の漢気に心を動かされた視聴者は多かったようです。
『べらぼう』のHPの解説によれば、「富本の二代目。別名“馬面太夫”。その美声は江戸中を魅了した。富本豊前掾(とみもとぶぜんのじょう)を父に持ち、二代目富本豊前太夫を称する」と紹介されている午之助。
そして演じている寛一郎さん自身も父は佐藤浩市さん、祖父は三國連太郎さんという俳優一家のご出身で、『鎌倉殿の十三人』では鎌倉幕府二代将軍源頼家の次男・公暁を演じていらっしゃいました。
そうした背景も踏まえて、視聴者からは「『鎌倉殿』でも二代目”鎌倉殿”を父に持ちながら、20歳で非業の死を遂げた役を演じていたのか…」「野心がギラついていた公暁と打って変わって粋な男前な馬面大夫、演者は同じでも別人で役者の底力を感じる」「チャーミングな所作がお父上の佐藤浩市さんにソックリ」「無粋な男のいけずに端を発したわだかまりを解きほぐす、粋な男の一途。馬面大夫、鳥山検校、恋川春町。良い脚本」といった声が、SNSやコメントなどを通じて見受けられました。
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大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。
蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。
さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。
【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!
【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙
【作】
森下佳子
【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分