“季節の養生”と呼ばれるほど、季節や暦を重視する「中医学」。そして中医学と実は根源的な理論や原典が共通する「東洋占術」。その二つを組み合わせて、まったく新しい<開運養生>という概念を生み出したのが著書累計45万部の漢方コンサルタント・櫻井大典氏と、メディアで引っ張りだこの占い師・暮れの酉氏です。本稿では、2024年12月に発売されて話題になっている二人の著書『開運養生12か月』から一部を抜粋・編集。春の土用(4月17日〜5月4日頃)を迎える今取り入れたい「4月の開運法」について紹介します。
春の土用は胃腸をととのえてリラックス
草花がいっせいに芽吹き、やわらかな春の風が吹く頃。気持ちも明るく、どこか晴れやかに感じられることでしょう。
この時期は、3月から引き続きのびのびと過ごし、しっかりと気血を巡らせることが、春の五臓「肝(かん)」をいたわる養生のポイントとなります。
一方で、春の土用に入る4月後半は、「肝」の養生に加え、季節の変わり目に弱りがちな胃腸をととのえる、「脾(ひ)」の養生にも気を配り始めたいところ。春の終わりにあたるこの時期は、「肝」の疲れが溜まり、ストレスからくる不眠や胃腸トラブルなど、春の不調があらわれやすいときです。
たとえば、イライラ・情緒不安定・身体のだるさなどに見舞われ、とにかく疲れる・ひたすら眠い、という人も少なくないでしょう。
土用の時期は、春に活発に働く「肝」と、胃腸の働きを司る「脾」の働きをともに良くする「調和肝脾(ちょうわかんぴ)」が養生のポイント。不摂生は避けて胃腸をととのえ、リラックスして身体をゆるめるよう、心がけましょう。