人権尊重を謳う現憲法
誤判の最大の原因は、検察官の主張・立証に見る前記不自然にもかかわらず、裁判官が捜査官、訴追官の証拠の捏造を疑っていなかった点でしょう。
捜査官、訴追官は、被告人を有罪にするために活動しているのであるから、証拠を捏造する動機は常にありうるのにもかかわらず。
裁判官の心の奥底は、戦前のレベルを保ち、ひたすら根拠なく捜査官、訴追官を信じ、有罪判決をすれば一件落着というあたりではないか。
人権尊重を謳う現憲法ができて79年。それでもまだこれほどの人権侵害をして反省もないとは。今の裁判官は適任でないことは否定することはできません。