刀が振り下ろされて…

軽快にやり取りをする絵師・北尾重政と“覆面”戯作者・平沢常富<朋誠堂喜三二>。

ひどく慌てた様子で田沼意次の側近・三浦庄司が城内を走る。

屋敷の障子を勢いよく開けて進んでいく源内。

その背景に「危うしの七ツ星 そこに現れたるは 古き友なる源内軒」の源内の声が。

暗がりの中で誰かが刀を振り下ろす。

場面変わって芝居小屋。幕が開き、源内の「これより幕を開けたるはそんなふたりの痛快なる敵討ち」の声が続く。

その下に<天才かイカサマ師か>の文字が流れる。