1回1分だからこそ……
3 捨てすぎて足りなくなる
よく、「一気に服を捨てたら着る服がなくなった」という話を聞きます。いっぺんに何も考えずに捨てれば、持っている大体の数を把握できませんので、気づけば足りないということに。するとまた増やします。
スモールフィット片づけは、少しずつ進めるので、大体の持っている数を把握できているため、捨てすぎることはありません。
4 疲れ切って次に片づけるのは1年後
一気に片づけると疲れ切ります。息切れしてまだ途中であっても、次に片づける意欲がわきません。「片づけ=疲弊する」という図式ができ上がり、しばらく片づけから遠ざかります。結果として片づきません。
スモールフィット片づけなら、一カ所片づけばスッキリを実感し、またすぐ「他の所の片づけがしたい!」と思えます。1回1分だからこそ次につながり、習慣になります。
一気に片づけるとうまくいかないのは、以上のような理由があるわけです。
※本稿は、『人生がきらめく スモールフィット片づけ~ペン1本から始める部屋と心が整う習慣~』(アルソス)の一部を再編集したものです。
『人生がきらめく スモールフィット片づけ~ペン1本から始める部屋と心が整う習慣~』(著:阿部静子/アルソス)
7000名以上に片づけ術を伝授し、多くの片づけベタの人のお悩みを解決した人気整理収納アドバイザーが提唱!
小さな所から片づけて、完璧を目指さず、心地いい空間を目指す「スモールフィット片づけ」。
家がどんどん片づいて、前向きに、キラキラ輝く人生がスタートします。