若々しいきれいな「撮られ方」も伝授

たとえば菜の花畑を見た時、青空と黄色のコントラストがきれいだと思えば、花と空が半々で入るように撮る。あるいは、菜の花に目を奪われて空の青さに気づかなかったのであれば、菜の花にフォーカスして空は少しだけ入れればいい。このように、感動したポイントを明確にすると、漫然とした構図になるのを防ぐことができます。

(撮影=山崎理佳)

次の記事からはシーンごとに、イマイチな写真になる原因や、クオリティをアップさせるポイントをまとめました。誰でもできる簡単なものばかりなので、気軽にチャレンジしてみてください。

また、『婦人公論』世代は、お友だちとのランチや同窓会などで写真に写る機会も多いでしょう。しかし、年とともに肌や体形の悩みが増え、「見返して自分の老け具合に落ち込んだ」「写真に写るのが苦手になった」という話をよく聞きます。

 それは、撮影環境が悪さをしているだけかもしれません。カメラの特性を知っておけば、若々しくきれいに写ることができます。「撮られ方」の小技もいくつかお伝えしますので、出かけた時にお友だち同士で試してみてはいかがでしょうか。

スマホカメラは、特別な準備も必要なく何枚でも撮れるのがメリット。感動した場面や思い出をたくさん切り取ることで、毎日がいっそう楽しく豊かになるはずです。

(撮影=山崎理佳)
※本記事は、iPhone 14 Proを前提に解説しています。iPhoneのほかの機種やAndroidなどでは、機能名や操作方法が異なることがあるため、詳しくは取扱説明書や問い合わせ窓口で確認してください
●スマホ写真の上手な撮り方・撮られ方
基本のポイント風景・草花料理人物・動物上手な撮られ方