フォーカルポイントをつくる方法

どの部屋にも通じる考え方とテクニックをご紹介します。

「イマイチなインテリア」をおしゃれで心地のいい空間に整えてくれる方法なので、ぜひ実践してみてください。

【イギリス流インテリアのテクニック】「ウェルカム」

「ウェルカム」を意識しよう

家具の配置によって、部屋の雰囲気は大きく変わります。まずは「ウェルカム」を意識した配置にしましょう。

「背中を見せない」家具の配置にする

部屋に入った瞬間に「ようこそ!(ウェルカム)」と歓迎してくれる雰囲気の部屋と、せっかくドアを開けたのに、みんながそっぽを向いていると感じる部屋。どちらが魅力的かは一目瞭然ですよね。

歓迎してくれるような雰囲気の部屋をつくるには、片づけや花を飾ることももちろん正解ですが、「家具の配置(向き)」がとりわけ大きなポイントです。

 

※本稿は、『イギリス人の部屋はなぜ物が多くても素敵なのか』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

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イギリス人の部屋はなぜ物が多くても素敵なのか』(著:飯沼朋子/飛鳥新社)

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