雲がある空のほうが好き

もちろん、昼間の空も好きです。

私はどんな空が好きなんだろう、と考えて気づいたのは、真っ青な雲一つない空よりも、雲がある空のほうが好きだということ。

『人生たいていのことはどうにかなる あなたをご機嫌にする78の言葉』(著:高尾美穂/扶桑社)

台風の通り過ぎた後や、雨上がりの空は、雲の流れが速く、空模様がどんどん移り変わっていく。そしてその雲によって太陽の見え方も変わる。そんな様子を眺めているのが、すごく好きです。

もちろん太陽が見えない曇天の日もありますよね。そんな日のグレーの空も好きなんです。グレーの空の上にさらにグレーの雲がかかっている、濃淡で表された風景は、いわば水墨画の世界。これも楽しいですね。