イタリアン・グレーハウンドのお市と。夫(読売巨人軍の片岡治大2軍コーチ)の愛犬で、2人のキューピッドになった
本日、第一子の出産が報道されたベッキーさん。自分を癒やし、時に飼育の厳しさを教えてくれたたくさんのペットたちによって、「かわいい」から「守りたい」へ、動物との向き合い方が変化していったと言います(構成=篠藤ゆり 写真提供=ベッキーさん)

ヘビを怖がっている友達のことが不思議で

物心ついた頃から、実家にはさまざまな動物がいました。歴代のペットを挙げると……長くなりますよ(笑)。犬、猫、野ウサギ、ハリネズミ、モルモット、大型インコのヨウム、ヘビ、ケヅメリクガメ、小型猿のピグミースローロリスなど。犬はミックス、ダルメシアン、シベリアン・ハスキー、ローデシアン・リッチバック、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア。ヘビはコーンスネークのほか、2種類いましたね。

イギリス人の父はアフリカのジンバブエで生まれたので、動物と触れ合って育ったそうです。母も大の動物好き。そんな環境ですから、私も小さい頃から、動物が身近にいるのが当たり前。でも、動物のお世話は両親がやっていたので、私と1歳下の妹は、もっぱら遊び担当でした。

小学校に入ると、「うちはちょっと変わっているのかも」と気づきました。みんなはヘビを怖がるけれど、私はまったく怖くないし、頭に巻いて遊ぶことだってできる。友だちがうちに来た時、ヘビに怯えるのを見て、「こんなにかわいいのになあ」と不思議な思いになりました。