体を絞って臨んだ戦争パート
戦争パートに備えて、徐々に痩せようと考えて少しずつ食事を減らしていきました。撮影の1週間くらい前から体を絞り始めましたが、歳なのか思ったより落ちなかったです。
以前なら、だいたい3,4日あれば余裕でやせたんですが、全然やせなくて。1日だけ一切食べない日を作ったのですが、そうすると思考ができなくなって、これはまずいなって思って、少し糖分を入れつつ減量しました。
節制していたのは2週間半くらいです。戦争パートの撮影が終わったら、とにかく食べることが楽しみで…。終わったら速攻でマックを食べました(笑)。
八木にとって嵩は、自分にはないものを持っている人物です。嵩はそこに気づいていないけれど、そこもまた嵩の良さじゃないでしょうか。
周りに迷惑をかけているようでどんどん輝いていくのが嵩です。彼を通して世の中が明るくなっていく。嵩は素晴らしい世の中を作ろうとしていますが、周囲の人たちも、嵩を支えることによって生きがいを見つける部分もあると思うから、人間って不思議ですよね。
八木は嵩に軍人勅諭を覚えるようアドバイスをしたり、幹部候補生試験を受ける口添えをしたり、折に触れて助け船を出してきました。八木は嵩のことを考えすぎて少し、ラブが入っているんじゃないかって思うようになりました(笑)。一見するとストーカーみたいなところもある。
ただ、それくらい、八木にとって嵩は人類の希望として残したい人間だったんじゃないですかね。 ピュアで汚れがないから放っておけなくなるし、大事にしたい。そういう感じだったのだと思っています。