“いいこと探し”が上手になる

ふたつめは、“いいこと探し”が上手になること。

以前、わが家に空き巣が入ったことがありました。金銭的な被害はもちろんですが、勝手に侵入された気持ちの悪さ、あんな体験は二度としたくありません。

『93歳、あとは楽しげに生きる ヨタヘロな私の心得69』(著:樋口恵子/講談社)

友人知人も気の毒がってくれたのですが、当の私は「来てくれた警察官がハンサムでラッキー」なんて言っていたものですから、あきれられました。

ただくよくよするだけなんて、しゃくですもの! 少しでもいい面を探して、“転んでもただでは起きない”くらいの気持ちでいたほうが、特に、年をとってからは活力になるものです。