『あんぱん』次郎・千尋の死が描かれた第62回視聴率が、高知地区にて＜番組開始以降最高＞に　史実では戦後に高知新聞社でやなせさんと暢さんが出会い…地元・高知の期待感高まる

（『あんぱん』／(c)NHK）

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今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』（NHK総合／毎週月曜～土曜8時ほか）。第13週「サラバ 涙」の第62回が6月24日に放送され、舞台である高知地区での平均世帯視聴率が31.6％だったことが分かった。高知地区では、番組開始以降、最高となった。

『あんぱん』と同じく高知が舞台となった2023年度前期の朝ドラ『らんまん』で記録した世帯視聴率31.1％（2023年8月10日放送、第94回）を上回った。

第62回では、のぶの夫・次郎が病気のため死去。さらに、復員してきた嵩が、弟・千尋が戦死したことを知り、ショックを受けるという悲しい展開が描かれた。登場人物の死去が続き、衝撃が広がった回だった。

現在は、第13週の放送中。戦争パートが終わって再び舞台が高知に戻ってきたことや、史実では、やなせたかしさんと妻の暢さんが戦後に高知新聞社で同僚として出会うことから、地元での期待感が高まっているようだ。

朝ドラ通算112作目となる『あんぱん』は、子どもたちの人気者＜アンパンマン＞を生み出したやなせたかしと、小松暢の夫婦をモデルとした物語。ヒロインの＜朝田のぶ＞を今田美桜さん、＜柳井嵩＞を北村匠海さんが演じます。

のぶの父・結太郎を加瀬亮さん、のぶの母・羽多子を江口のりこさん、嵩の母・登美子を松嶋菜々子さん、嵩の伯父・寛を竹野内豊さん、謎のパン職人・屋村草吉役を阿部サダヲさんが演じます。

林田理沙アナウンサーが語りを、脚本は中園ミホさんが担当。主題歌『賜物』はRADWIMPSが手掛けています。