太陽の光と食事
この時計遺伝子を活発にはたらかせる鍵は2つあると考えられています。
1つは「太陽の光」です。
もう1つは「食事のとり方」です。食事をきちんととることによって、内臓をはじめ、体のいたるところにある細胞の時計遺伝子が活性化され、体内時計がリズムよく動くようになるのです。
食事は単に何を食べるかということだけでなく、いかに食べるかということも重要です。自律神経をはじめ、体全体の調子を整える食事の仕方を知っていただき、ぜひ習慣化してください。

※本稿は、『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(興陽館)の一部を再編集したものです。
『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)
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自律神経研究の第一人者であり、多数のベストセラーを持つ順天堂大学医学部の小林弘幸教授が、おうちでできる「体調の整え方」について、図解を使って詳細に解説!