中学生の頃、(理由は忘れたけど)見た夢を日記で残すようにしたら予知能力が発達すると教えてもらい2年程起き抜けに夢日記をつけていました。

ある時から電話が鳴るのが分かったり、冴えてる時は誰から誰宛てに電話がかかってくるかわかったりした時期がありました。

透視も自分で用意したものなら、ぼやけながらも浮かんで見えた時期もあったり、真剣に集中したら簡単な瞬間移動のようなもの(意識だけを飛ばすので視点が瞬間変わる)も出来たりしました。

そんなこと人に話しても優しい人は驚いてくれるけど、大体は相手にしてもらえないし、「特別だとか、変だとか思われたい」みたいな人になってしまうのでエピソードとして話さなくなりました。

ですが、そんなこともあったなぁ〜と今、書いてみました。

 

※本稿は、『マ・エノメーリ』(藤井隆:著/KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

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マ・エノメーリ(著:藤井隆/KADOKAWA)

藤井隆の「素」があふれたオール本人書き下ろし、初エッセイ集。唯一無二のコメディアンが「人付き合い」「仕事」「生い立ち」「得意不得意」「もしも」の話を本音で「前のめり」に語り尽くす。
なるべく「平等で清潔で楽しそう」なほうへ。全世代に読んでほしい、優しく背中を押してくれる珠玉の一冊。