相手への期待を少しずつ手放すこと
まず大切なのは、相手への期待を少しずつ手放すことです。
私は、今では他者に期待することがほとんどありません。
「相手に期待して、それをしてくれないからモヤモヤする」という時間がとんでもなく無駄なことだと感じたんですよね。
私は妻に対しても、家族に対しても、自分の好きなように生きてほしいと思っていますし、私の言うことなんて聞かなくていいとも思っています。
厳密に言うと、「こうしてほしいな」という気持ちが生まれることはありますが、それを押し付けたりはしません。「こうしてほしいんだけど、どうだろう?」と伝えたときに、相手の返答が自分と望んだものでなくても、それも受け入れます。
期待を捨てるのは我慢することではありません。
もし、「こうしてほしい」ということがあったら、「なんでしてくれないの!?」ではなく「こうしてくれたら私は嬉しい」と伝えましょう。
そう伝えてどう行動するかはもう相手次第(これも課題の分離です)なので、それ以降の結果は手放すのです。
私は「相手へは期待していいけど、相手の反応には執着しない」ようにしています。
こういう考え方を身につけてから、私はずいぶん人間関係がラクになりました。