浅丘ルリ子

1960年代半ば、30代を迎えた裕次郎の『赤いハンカチ』(1964年・舛田利雄)、『夜霧よ今夜も有難う』(1967年・江崎実生)などムードアクションでヒロインを務めた浅丘ルリ子。

1956年、浅丘が16歳の時の初対面の印象は「とにかくかっこいい。それまでの二枚目俳優さんとは全然違う、というより俳優さんらしくないの」(筆者のインタビュー)と語った。

浅丘が裕次郎の相手役を本格的に務めた『鷲と鷹』(1957年・井上梅次)で、裕次郎が「海の男は行く(鷲と鷹)」を歌い、浅丘にキスをする。この時、彼女は17歳だった。

 

石原裕次郎、浅丘ルリ子
17歳で裕次郎とのキスシーンを経験した浅丘ルリ子『銀座の恋の物語』(C)日活