不要な情報をうまく忘れる
最近は「捨てる技術」が話題になりますが、脳の情報も同じです。不要な情報をうまく忘れることで、脳が軽くなり、新しいことや本当に大事なことに集中できるようになるのです。
だから、忘れるのは悪いことではありません。むしろ「記憶力が低下してしまった」と嘆いてネガティブな想いを抱くことこそ、脳にとっては悪影響。
今日から、「忘れることは悪くない」と意識してみてください。余計な情報を忘れることで、脳がより一層スッキリするはずですよ。
※本稿は、『60歳からの脳の使い方』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
『60歳からの脳の使い方』(著:茂木健一郎/扶桑社)
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