抗酸化ビタミンの効果
健康長寿に必要な7大栄養素の中で、第4の栄養素であるビタミンのうち、抗酸化作用を持っているビタミンは、抗酸化ビタミンと呼ばれています。
活性酸素は動脈硬化を進行させて、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。
しかし抗酸化ビタミンを摂るとこれらのリスクは下がります。それを示したのが下のグラフです。αカロテンとβカロテンはビタミンA、αトコフェロールはビタミンEに相当します。

<『図解50歳からの長生き栄養術』より>
この研究は全対象者と喫煙習慣のない人で分析しています。全対象者では統計的に有意な差はなかったものの、喫煙習慣のない人では、ビタミンCを多く摂る人は、脳卒中の発症を抑える可能性が確認されました。