たんぱく質を摂って筋肉量減少を予防
加齢とともに筋肉量が減少すると、サルコペニア(加齢による筋肉量の減少および筋力の低下)の状態になり、認知症や寝たきりのリスクが高くなります。
筋力の低下を防ぐには、筋肉の材料であるたんぱく質を摂取して、筋肉量を増やさなければなりません。
筋肉量低下の予防に、たんぱく質の摂取量を増やすことが有効であることを明らかにした研究があります。
米陸軍省・環境医学研究所のスティーブ・パシアコス博士らは、39人のボランティアをたんぱく質の摂取量で3つのグループに分け、食事制限と運動によるダイエットの指導を行いました。