結果は……

その結果、推奨量のたんぱく質(体重1kg当たり0.8g)のグループはもっとも減量効果があったものの、脂肪よりも筋肉が減少した割合が大きくなりました(下のグラフ)。

<『図解50歳からの長生き栄養術』より>

これに対し、たんぱく質が推奨量の2倍と3倍のグループは、筋肉量の減少は少ないという結果になりました。

なかでも推奨量の2倍のたんぱく質を摂ったグループは、もっともダイエット効果が高く、かつ筋肉量の減少も少ないという結果が得られました。

※本稿は、『図解50歳からの長生き栄養術』(エクスナレッジ)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
脳卒中や心筋梗塞を予防するなら、ビタミンA・C・Eやオメガ3系脂肪酸がおすすめ。摂取量が多い人は発症リスクが低くなるという研究結果も…
健康長寿に役立つ栄養素。不足しがちな<食物繊維>は野菜や海藻から摂取できる。さらに、野菜や果物に含まれる<フィトケミカル>にも注目で…
中高年女性の健康法の情報源ベスト3は、雑誌、新聞、テレビ。健康維持の秘訣は、仕事と規則正しい生活、友だちとの会話、愛情たっぷりのぬか漬け…

図解50歳からの長生き栄養術』(著:白澤卓二/エクスナレッジ)

知識がなくてもわかりやすい! 50歳からはじめても間に合う!

認知症、がん、寝たきりなど、なりたくない病気への対応策が、図解やデータで簡単にわかる1冊。