鶏肉は疲労回復物質の豊富なむね肉を

渡り鳥が長距離を羽ばたきながら飛行できるのは、羽の付け根の部分に「イミダペプチド」という疲労回復物質がたくさん含まれているからだと言われています。

イミダペプチドは、鶏肉のむね肉に豊富に含まれています。ですから、鶏肉を食べるなら、むね肉がおすすめです。

加齢とともに疲れやすくなってくるのは、細胞の酸化が進んで、老化が促進されることによるものです。

これに対し、イミダペプチドは細胞の酸化を防ぐ働きがあり、体内に摂取すると疲労が軽くなったり、疲れにくい体になることが知られています(下のグラフ)。

<『図解50歳からの長生き栄養術』より>