越乃リュウさん
写真提供:越乃さん 以下すべて
100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第104回は「油断ならないタカラヅカ・スカイ・ステージ」のお話です。
(写真提供:越乃さん 以下すべて)

前回「伊勢賢治さんのサックスに衝撃を受け、弟子入り志願。ランチショーでの演奏を目標に練習開始!何度も励まされながら、ついに本番を迎えて」はこちら

タカラヅカ・スカイ・ステージ

旅先のホテルの部屋でテレビのリモコンをいじっていたら、聞き覚えのある声が…。
画面に映っていたのは、え? 私?
…って、これ何??

そうか、ここはスカイ・ステージが観られるホテルだったのか。
テレビをつけた瞬間に出てくるなんて、タイムリーすぎて心臓に悪い…。

宝塚歌劇専門チャンネル『タカラヅカ・スカイ・ステージ』。
毎日午前7時から翌朝3時まで、宝塚歌劇の最新情報や過去の舞台公演が観れる宝塚好きには夢のようなチャンネルですが、「出演していた側」にとっては、ちょっと油断ならない存在です。

よりによって、まだ若い頃の下手すぎる演技を観ることになろうとは…。